竹中氏はオンリーストーリーのセールスマーケティングマネージャーとして、広告や営業企画のマネジメントからフィールドセールスまで幅広く担っている。Sales Rush Boardの導入以前からSalesforceを利用しており、データの収集や分析などを一手に引き受けていたという。
「プラットフォーム事業にとってマーケティング活動は売上向上の生命線です。そのためデータ活用は当初から積極的で、Salesforceを使ってデータを収集し、自社開発のツールで簡易的に分析を行っていました。ただ、組織の拡大や売上増大に伴い、さらに効率的で組織的にデータを活用し、マーケティングやセールスの施策に落とし込める体制が必要になり、BIツールの導入を検討し始めたのです」
その背景には自社開発ならではの悩みがあった。既存のツールを改善しようにも自社のエンジニアの本来の仕事ではなかったため、優先順位が低く、なかなかプロジェクトが進まなかったのだ。そして「使いやすく」、「スピーディ」、「自由度の高さ」を基準にツールを探してSales Rush Boardを見つけた。当初はPOC段階だったが導入を決め、実際にその効果を実感。期待値はますます高まっているという。
「機能的な面でいうとSalesforceは最大20個しかダッシュボードに掲載できなかったものが、Sales Rush Boardでは無制限に表示できることが大きいですね。さらに導入前は広告などのリードの流入を計測できていなかったのですが、Sales Rush Boardを導入したら一目で分かるようになりました。さらにアポイントから受注までの転換率も従来よりも簡単かつ分かりやすく人や時系列でまとめるのも、マネジメントと営業の両方を行う立場としてはとてもありがたいです」
リード別商談化率・受注率をダッシュボードに集約し、広告やLPなどのチャネル別に一気通貫にCVRなどを洗い出した。費用対効果が高いチャネルに優先して予算を見直した結果、受注率7倍、月次売上250%を達成した。
「株主や上長、お客さま、部下、そして自分自身を含めて納得をいただくには数値に基づく根拠とその粒度がとても重要です。Sales Rush Boardを導入してからは、マネージャーとして『巻き込む力』が大きくなったことは確かに実感していますね」
利便性だけでなく、営業担当者の得意・不得意な領域や営業フロー、顧客の属性といった数字の「顕在化」とその後の「共有」のしやすさもSales Rush Boardの魅力だと竹中氏は語る。
「弊社には約40名の従業員がおり、その約半数が営業活動を行っています。Sales Rush Boardはリードの獲得からアポ率、商談化率、受注率などを一気通貫で見られるのでそれぞれの特性を数値で把握できるのは非常に良いと思います」
同社はリモートワークを推奨しており、大半のスタッフが遠隔で活動しているため、各施策や営業活動の成果や費用対効果を共有できることにも可能性を感じているという。
「今後はセールスだけでなく、マーケティングボードの強化と最適化も図っていきたいです。Sales Rush Boardはグラフなどのテンプレート数も魅力ですが、CS(カスタマーサクセス)が親身にサポートしてくれるのがありがたいです。また、数値を出すだけではなくSales Rush BoardはSlackとも連携が可能なので弊社では定期的にレポートを自動的に配信することで本人と周囲にとって貴重な『気付きの機会』をつくりたいですね。今後もSales Rush Boardを基盤として、既存のお客さまのCSや満足度の維持・向上まで図っていきたいです」
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会社名:株式会社オンリーストーリー
代表者:代表取締役CEO 平野哲也
事業内容:決裁者マッチングプラットフォーム~ONLY STORY~の運営
ONLY STORY有料版-決裁者アポイント獲得支援サービス~チラCEO~の運営
本社:東京都渋谷区恵比寿南3-9-3 Aカントリーハウス
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