事例|データを誰にとっても身近なものにする|株式会社Srush

属人化していたデータ加工をSrushに置き換えることで、作業時間の削減とデータ統一を実現!データ統一がもたらすメリットとは?

作成者: 賀谷セロファン株式会社|Sep 8, 2024 11:45:00 PM

データ抽出・加工が属人化していたため、同一データを利用しても結果にバラつきが出ていた

ーー賀谷セロファンさんの事業と、元田さんのお仕事について教えてください。

元田様(以下、敬称略):軟包装資材の製造(印刷・加工)・企画・販売をしています。版に凹みを作ってインクを流し込みフイルム等に印刷をする方法を「グラビア印刷」と呼びますが、食品包装を含めて様々な用途の素材に印刷できます。インクに厚みを持たせることができるために高品質なカラー印刷が可能なこの方式に、昭和23年から取り組んでいます。


私の業務は、社内のITインフラの企画・提案やシステムの構築・更新です。いわゆる社内SEとしての仕事になります。

ーーSrush導入以前のデータ活用プロセスと課題について教えてください。

元田:導入以前は、基幹システムからデータを抽出し、そのデータをExcelで加工して分析を行っていました。必要に応じて個々に分析作業を行っていたため、毎回作業時間がかかってしまうという課題がありました。

また、元データが同一であっても、データを加工する人によってプロセスや視点が異なるため、最終的な結果にバラつきが生じることも問題でした。例えば営業用の資料や経営層への説明資料など、同じデータを用いているはずなのに結果が異なってしまう。そういった場合、どれが正しいデータなのか分からなくなってしまうという二次的な課題が発生することもありました。

「処理速度が遅い」という口コミを見たが、トライアルをする中で「処理速度はまったく問題ない」と実感できた

ーーSrushを導入いただいた経緯と、検討時に御不安に感じた点があれば教えてください。

元田:BIツールの比較サイトで、Srushの存在を知りました。口コミを読んで満足度が高いと知り、資料請求をしました。比較サイトを見たのが2024年の1月で、2月には社内に説明をして、3月に最終見積もりをもらい、4月にはもう導入していたので、スピード導入でしたね。

口コミに「処理速度が少し遅い」というような声もあったので心配しましたが、トライアルの中で実際に使ってみるとまったくそんなことはなく、「処理速度はまったく問題ない」と実感することができたので、導入を進める判断をしました。

他にも数社検討しましたが、Srushが国産ツールであること、そしてコンセプトと価格が魅力的でした。実は15年ほど前にBIツールを販売する仕事をしており、BIツールは高額なものという印象があったんです。しかし、Srushはデータ分析に必要な機能をオールインワンで有していながらお手頃な価格で驚きましたね。

属人化していたデータ加工が統一されたことで、数字の変化を定点観測し、分析ができるようになった

ーーSrushを導入していただいたことで、お持ちだった課題は解決できましたでしょうか?

元田:はい。まず、データ活用における作業時間が圧倒的に短縮されました。「データの抽出と加工」作業が、今ではSrushのダッシュボードを開くだけで完了します。

また、属人化していた「データの抽出と加工」をSrushがしてくれるようになり、データの統一も実現できました。全員が共通の分析結果を活用できるようになったことで、どれが正しいデータなのか分からないといった状態も起こらなくなりました。

ーーデータ統一に成功したことでよかった点は他にもありますか?

元田:Srushを導入する前は、データを加工したそのタイミングでの数字から主に分析をしていました。データが統一できたことで、今は数字がどう変化しているかという流れからも分析できるようになりました。また、その経過をグラフなどに変換して容易に可視化できる点も非常に有効です。

例えば、取引先の業種毎に受注の経過を分析して営業戦略が立案できるようになった点などは非常に評価されています。

また、営業にとって担当取引先が変更になることは珍しいことではありません。しかし、取引先との相性や業種によって得手不得手もありますから、取引先が変わった場合の予算組みは難易度が上がります。その際に活かせるよう、営業個人の実績を連続した成果として確認できるようなダッシュボードを作ったので、予算編成がより高度なものになりました。

データの見える化、社内全体での共有を進めていきたい

ーー今後Srushを活用して実現したいことがあれば教えてください。

元田:今は営業部向けのダッシュボードがほとんどですが、製造情報や機械の稼働状況把握、品質管理のためのダッシュボードを増やしてほしいという要望があるので、対応していきたいと思っています。

あとは、今までは部署内でしか情報の共有ができていなかったのですが、社内全体での情報共有を進めていきたいですね。一気通貫でデータ統一ができるSrushであればその辺りはスムーズに実現できると思います。また、大型ディスプレイにデータを常時映しておくことでデータの見える化に取り組みたいという経営層からのアイデアもあります。

ーー大型ディスプレイを利用した見える化による情報共有はとても画期的なアイデアですね。本日は社内SEというお立場から詳しいお話をお聞かせいただき誠にありがとうございました!

 

■賀谷セロファン株式会社について

昭和24年創業の賀谷セロファン株式会社は、食品用のソフトパッケージを中心に、企画・デザインから印刷、加工まで「売れる商品づくり」をトータルでサポートしています。食品パッケージを取扱う企業として「品質」「衛生」「環境」 に厳しい基準を設けることで、お客様に安全で高品質な製品とサービスを、安定してお届けするための生産体制にこだわり続けています。

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  • 会社名 :賀谷セロファン株式会社
  • 所在地 : 石川県白山市横江町1214-4
  • 代表者 : 賀谷 壮佑
  • 事業内容:企画から、デザイン、印刷、加工まで、パッケージ製作をワンストップで提供
  • URL:https://www.kayanet.co.jp/

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